しかし、このリバーガーデンシリーズにお住まいの方には、ぜひ知っておいていただきたい「畳の構造の危険性」があります。 職人の目線から、安心・安全な畳ライフのための注意点をお伝えします。
リバーガーデンシリーズの多くで見られるのが、畳床に長いタッカー(針)を打ち込む工法です。 畳床がヘタってくると、この針が表面に飛び出し、足に刺さる危険性があります。当店ではこうした危険箇所を徹底的に排除・修正して納品しています。
【Before】一見普通の畳ですが…
表面は擦れ、い草のカスが出る状態でした。また、大きなベッドが置かれているお部屋でしたが、家具の移動から丁寧に行い、普段は見えない畳の下までしっかり清掃・チェックを行います。
【危険】畳に潜む「針」の正体
こちらが問題の工法です。畳床の厚みと同じくらいの長い針が打ち込まれています。過去には、この針が飛び出して「チクチクする」とご相談を受けたケースもありました。お子様やペットがいるご家庭では特に注意が必要です。
篠原商店の徹底修正
そのまま表替えをしても、数年後に針が飛び出すリスクは消えません。当店では、こうした危険な針を適切に処理・修正し、二度と肌に触れることがないよう機械で逢着し、安全な状態で製造しております。
吉野さん作「ひのはるか」
今回使用したのは、当店でも絶大な信頼を置く吉野さんの「ひのはるか」。 麻綿4本芯で織り上げられたこの表は、肉厚で耐久性抜群。 危険な工法を克服し、本来の「安らげる畳」にするには、これだけの強さを持つ素材が必要です。
【After 01】安全と美しさの両立
施工完了です。針の心配がなくなり、安心して素足で歩ける和室になりました。 大きなベッドも元の位置へ一ミリの狂いもなく戻しました。「家具があるから…」と諦めている方も、安心してお任せください。
【After 02】お客様の喜びが一番の励み
「全然違う!」と、仕上がりと香りに大変喜んでいただけました。 リバーガーデンに限らず、大阪には同様の工法のマンションが多く存在します。 不安を感じる方は、一度プロの目による点検を兼ねた表替えをおすすめします。
| 施工マンション | 大阪市福島区野田 「リバーガーデン福島」 |
|---|---|
| 内容 | 畳 表替え(6枚) |
| 使用畳表 | 熊本県産「ひのはるか」吉野さん作 麻綿4本芯織り |
| 畳表ランク | 紬(つむぎ) |
| 特殊作業 | 危険針の抜き取り・下地修正・家具移動 |
3代目の本音
マンションの畳は、見えないところで驚くような作り方をされていることがあります。 僕の仕事は、ただ表面を綺麗にするだけでなく、そこに住む人が「安全に」過ごせるようにすること。 ベッドの下の清掃一つ、針の修正一つ、当たり前のことを当たり前にやる。それが地元の畳屋のプライドです!

